冬がシーズンの魚釣り

タナゴ釣り

 

 

タナゴ釣りは冬がシーズンの釣りです。タナゴとは霞ヶ浦水系にいる小魚です。体調は3cmから10cm程度です。現在日本には15種類のタナゴがいますが、生息数が減少してきています。

 

タナゴ釣りには専用の道具が必要となります。
必要なものは、竿と仕掛けと餌です。
まずは「竿」についてです。
タナゴ釣りではリールのついていない竿を使います。
竿の長さは1m~2.8mくらいまでの間です。
竿の材質には竹、カーボン、グラスと3種類あります。
1.6m以上の長さになるものは、カーボンやグラスの竿がいいです。
1mの竿でタナゴ釣り用のものは大抵、竹からできています。

 

タナゴを釣ったあとに入れる入れ物は、バケツに蓋がついているものがいいです。
水箱や篭などでは小さすぎてタナゴが窒息してしまうからです。
観賞用にもって帰りたい場合は、エアポンプも必要です。

 

タナゴを釣る際は、一箇所でじっと座って行うのが一般的なので、椅子も必要です。
折りたたみ式の簡易椅子でも大丈夫ですが、冬場の寒い時季に長時間座るのである程度しっかりした椅子にした方が楽だと思います。

 

タナゴを釣る仕掛けは、現在では浮子釣りが主流となっています。
道糸、浮子、目印、オモリ、ハリス止め、鈎が必要となります。

 

タナゴ釣りの餌は、赤虫や黄身練り、玉虫などです。
赤虫はユスリカという虫の幼虫です。
釣具屋で300円程度で購入できます。
赤虫は大きめの餌なので、比較的大き目のタナゴを釣る際に適した餌です。

 

黄身練りとは、鶏の卵の黄身と小麦粉を混ぜて練り合わせた餌です。
ふたつを混ぜ合わせて耳たぶ程度の柔らかさから若干固めくらいまで微調整して練ります。

 

玉虫は、冬に柿の木などについているイラガのさなぎです。
繭からさなぎを出して使うのですが、入手しにくいため一般的には赤虫を使います。